ペパーミントの語源は、ギリシア神話に登場する妖精メンタに由来しているとされています。

冥界の神ハーデス（プルート神）は美しい聖霊のメンタ（Menthe, Μ?νθη）に
心を奪われたそうです。

ハーデスの妃で嫉妬深いペルセポネは、「お前などくだらない雑草になってしまえ」と
メンテを踏みつけて恐ろしい呪いをかけ、メンテは草(ミント)に変えられてしまった。

それを哀れに思ったハーデスは、メンタを魅力的な薬草の形に変えて、
その地に復活させたという説と・・・

嫉妬深いペルセポネがメンタを香りの良い小さな草(ミント)に変えて茂みへ隠し、
ハーデースの目から隠してやったと言われている説も有ります。

ちと脱線しちゃった。

抑うつ感やふさぎがちな心をクールに吹き飛ばす働きが有ります。

身体レベルでは胃腸の痙攣を鎮める働きが有るそうです。

英国では過敏性腸症候群（I.B.S:Irritable bowel syndrome)に
対してアロマテラピーの分野だけでは無く、西洋医学の分野でも医師の処方のもとで、
ペパーミントの精油を腸溶カプセルに充填して内服する方法が行われているそうです。。

同じく過敏性腸症候群（I.B.S:Irritable bowel syndrome)に対しペパーミントの精油を処方し
マッサージオイルで、腹部をやさしくマッサージする方法が知られているそうです。

欧米では自然療法の再評価が行われつつあり、西洋医学（近代医学）と
自然療法（伝統医学）の併用や融合が積極的に取り組まれています。