牛蒡の原産地は中央アジアとされ、根を食用とする
わが国特有の食物です。

ごぼうには豊富な食物繊維が含有されており、水溶性食物繊維によるコレステロール値を下げる効果や
、不溶性食物繊維、リグニンによる腸内環境正常化（発がん物質・老廃物の除去）効果などがあります。

牛蒡は昔から利尿剤として広く用いられ、むくみ、利尿
効果が有ると言われています。
イヌリンという含水炭酸が、腎臓の機能をス
ムーズにする働きが有り、毒消し食品と言われています。

腎臓機能の働きを高め、老廃物の排せつを促し、発汗作
用を強め、血液をきれいにします。その上細胞内の余分な水分を
排出させるので、むくみも自然ととれていきます。

牛蒡には植物繊維が豊富で人間の体内では消化されな
い物質とされていて、セルロース、ペクチン、リグニンなど
も有ります。

こらの成分が血中のコレステロール値を下げる働きをする。

 

リグニンは、お茶に含まれるタンニンと似た構造をしてお
り、制ガン効果が有るので、高血圧、動脈硬化、ガンなど
予防にもなります。

 

牛蒡には増血作用がある鉄分も含まれおり、血をきれい
にし、貧血を防止します。

 

牛蒡に含まれる食物繊維が腸を刺激し、消化を助け、老
廃物を排出するために便秘が治ります。

また、ごぼうをすりおろし上ずみをそのまま飲むと、腸内での細菌の
異常発酵を防げ、ひどい腹痛に大変効果があります。

 

牛蒡は毒消し作用と消炎作用のため、虫刺され、やけど、じんましんなどの
皮膚症状に効き目が有るとされ、すりおろした汁か、5〜10グラムのごぼうを一杯の
水で煎じた汁を患部にぬると効果があります。

 

ごぼうの葉や根をきざみ、袋に入れて湯舟にうかべると、
消炎性が増し、あせも、かぶれ、しっしんなどの症状によ
く効きます。
ごぼうのポリフェノールによる抗酸化作用、ペルオキシダーゼという酵素による消臭効果などが期待されます。

＠牛蒡は耐寒性が強く越冬も可能なので、種類を変えながら栽培すると年中、牛蒡が楽しめます。

牛蒡の皮に旨味が有るので、金タワシで洗って泥を落とすと良いです。