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ビワ(琵琶)

ビワは科名:バラ科/属名:ビワ属。
ビワ(Eriobotrya japonicaエリオボドリア・ヤポニカ)は、中国南西部原産。
Eriobotrya japonicaは、ギリシャ語のerion(羊毛)、 botrya(葡萄の房)を合わせたようです。

捨てるところが全く無しとされています。
効能を書くと長くなりますが。。
 
ビワにはカロテンのひとつ βクリプトキサンチンが多く含まれており、βクリプトキサンチンは体内でビタミンAとして働きます。
皮膚や粘膜、消化器官などを正常に保せます。βクリプトキサンチンは高血圧の予防、がん予防、アンチエイジングにも効果が有るとされています。
ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸も含まれており、クロロゲン酸は、がん予防、ウイルス疾病予防(インフルエンザ予防)などに効果が有るとされている成分です。

ビワは果実だけで無く、葉も薬として用いられていました。
江戸時代には「枇杷葉湯(びわようとう)」として、庶民の夏の暑気払に盛んに飲まれていました。
枇杷葉湯は、ビワの葉に肉桂(にっけい)、霍香(かっこう)、莪述(がじゅつ)、呉茱萸(ごしゅゆ)、木香(もっこう)、甘草(かんぞう)の7品目を同量混ぜ合わせ煎じて作ったもの。
 
大薬王樹と呼ばれ、民間療薬に使用されていました。
アメリカをはじめ20カ国以上でガン治療に使われている。(レートリル療法)
 
ビワの葉には、タンニン、ビタミンB17(アミグダリン/レートリル)が含まれ、乾燥させてビワ茶とされる他、直接患部に貼るなど生薬(枇杷葉(びわよう))として用いられる。
葉の上にお灸を乗せる(温圧療法)とアミグダリンの鎮痛作用により神経痛に効果があるとされる。咳止めやがん予防に効果があるといわれています。
タンニンは細菌の繁殖を抑制するので皮膚疾患やかぶれなどにも有効です。
 
ただし、アミグダリンは胃腸で分解されると猛毒である青酸を発生するものであり、取り扱いを間違えると健康を害し、最悪の場合は命を落とす危険性が有ります。。
葉などアミグダリンが多く含まれる部位の経口摂取は、細心の注意を払う必要性が有りますので注意です。
 
ビワの種子の成分には、青酸配糖体アミグダリン(ビタミンB17・約20PPMが含まれる)は、ガン治療薬に臨床応用されており、腰痛、肩こり、冷え性、皮膚炎、高血圧、糖尿病、リウマチ、ガンのほか、血液をアルカリ性にする血液浄化作用があります。
 
使用例
@葉(枇杷葉)を1日に5〜10g煎じて服用すれば清涼剤として暑気あたりに効果が有るそうです。
咳止めとなり、胃腸虚弱に効果が有り、葉を使用する際には葉の裏に生えているうぶ毛をで拭き取って使用する。
 
@生葉の裏面の細毛を除き、温めて熱いうちにはると肩こり、身体の調子の悪い時に効果が有るそうです。
生葉は冷めると熱い葉に変えて行うと良いそうです。
 
@枇杷葉を1日5〜10g煎じて服用すれば鎮咳、鎮痛、利尿、健胃、止瀉、鎮嘔剤として食中毒、下痢、浮腫、腎臓病、萎縮腎、ネブローゼ、夜尿症、尿閉、腸炎、胃アトニ一、風邪、肋膜炎、肺結核に効果が有るそうです。

@葉を煎じた煎液で湿布、または乳溶剤のように使用されれば、湿疹、ただれ、かぶれ、あせも、美容、神経痛に効果が有るそうです。
 
@種子を煎じ服用すれば鎮咳、去痰、健胃剤となるようです。
種子を粉末にして服用すれば潰瘍に効果が有るようです。
種子を粉砕してお肌に塗布されると虫刺されに効果があるようです。
 
@葉を焼酎に漬け3年程寝かせた枇杷葉酒を塗布すれば打ち身、ねんざに効果が有るそうです。
3年程寝かせた枇杷葉酒を服用すれば疲労回復、食欲増進に効果が有るそうです。
 
@枇杷花を5〜10gを煎じて服用すれば咳を止め、喉を潤し、風邪、関節の疼痛、肝炎に効果が有るそうです。
 
ビワ

こんな小さかったビワの木。


こんなに大きくなりました。

実が沢山です。


完熟です。
嬉しいです。


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